福岡市西区の税理士寺田です。

決算期が近くなってくると

お客様に棚卸の依頼をするのですが

棚卸にはどんな意味があるのでしょう。

仕入を行っている事業者は、

どんなに少額でも棚卸をしないといけません。

なぜ、棚卸をするかというと、

実際に売れた分だけの仕入原価を経費とするためです。

たとえば、100万円仕入れて、在庫が30万円だとすると

その年の経費は、100万円から在庫の30万円を除いた、

70万円となります。

在庫によって、その年の利益が変わるため

税務調査においても、棚卸は必ずチェックされます。

適正な決算書の作成、適正な申告作業を行うために棚卸は必要ですが、

適正な在庫管理を行うことで、過剰在庫の把握や不良在庫の処分、

発注の調整を行うことができます。

過剰在庫は、キャッシュフローの悪化をもたらします。

また、不良在庫の放置は、値下げや・廃棄処分など利益を

圧迫する可能性があります。

日ごろから、倉庫内の整理整頓を行い、

定期的な棚卸を行うことをお勧めします。

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